３月１８日、無事に日本に向けて着陸した飛行機から降り、その日から始まる私の人生はどうなるか、何を期待すればいいかわかりませんでした。生まれも育ちもニューヨーク市のブルックリンで、大学進学の時以外ニューヨークから離れたことがなかったのでこんなに大きな引っ越しだとどうしても緊張します。その一方で、嬉しくてワクワクもしていました。大学のために家から引っ越した時の距離と比べものにならない大距離でした。今まで実家まで車で６時間、飛行機だと１時間でした。今回は飛行機で１３時間、6000マイル以上離れたところに来ました。「つらい時があったらどうすればいいの？」「ここにいるのが嫌だったらどうしよう」と不安な気持ちでいっぱいでしたが、考え方を変えました。可能性と得られる経験を期待し心を開き新しい人生に向かい始めました。日本で生活するのが私の夢でした。やっと叶った夢です。本当に考え方を変えて良かったです。
日本に来てからの数ヶ月は、素晴らしいことばかりでした。何人もの素敵な人たちに出会えて、彼らのおかげで日本での暮らしは快適です。他人ではなくコミュニティの一員として居場所があるという感じです。毎日笑顔と明るい人たちに元気づけられています。言語の壁で困る時はもちろんありますが、皆さんができるだけ私とコミュニケーションを取ろうとしてくれます。毎日がジェスチャーゲームをしているみたいで逆に楽しいと思えます。
日本に引っ越してよかったと思えることがたくさんあります。行っている三つの学校全部が大好きだということ、景色が美しいこと、狭くても住んでいるアパートが好きだということ、ちいさくてかわいい車のこと、そしてもちろん美味しい食べ物のこと！いつでも好きな時に「たこ焼き」が食べられるって幸せです。さらに花見や運動会や体育祭というすばらしい経験もできました。これからも時間がたてばたつほど、このようにいい経験がさらに重なっていくといいですね。
記者はカリッサ・ドブソンです。
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